幼稚園探しでお悩みのみなさん

「自主保育」という道を選んでみてはいかがですか?

※2014年にももやま母の会が作成した「きっと子育てが楽しくなる!!!自主保育のすすめ」から抜粋し、掲載しました。

ももやまの自主保育

自主保育では、保育士と保護者が協力して保育を行っています。

自然の中で草木泥水にふれ合い、時間を気にせず、好きなことを好きなだけ・・・とことん遊びきる!!

そんな毎日を送っています。

 

ももやまの良さ

①保育士さん

ももやまは有資格の保育士さんに来ていただいています。

また、卒室生のお母さんが手伝いに来てくださることもあります。

自主保育の超ベテランの先生方なので、安心して子どもを預けられます。

季節や天候によってどこへ行けば子どもたちが楽しめるのかも、ばっちり把握されています。

楽しい中にもしっかり心と身体を成長させるエッセンスを組み入れて保育してくださいます。

そしてみなさん底抜けにやさしいです。

子どもの意志を尊重してくださいます。

一人ひとりに寄り添い、手出し口出しし過ぎず、そっと見守ってくださいます。

子育ての不安や心配ごとも、まるごと相談できちゃいますよ♪

 

②保護者のつながり

自主保育はやはりアウトロー♪

さぞ変人の集まりでは、とのご心配はいりません!!

みんなごく普通の人たちです。

子育てに前向きで優しい人ばかり。毎日のおしゃべりも楽しいですよ♬

ちょっとした子育ての悩みも、いつでも仲間に相談できます。

うちの子よその子関係なく、みんなでみんなの子どもを育て合う気持ちも強いです。

 

③助け合い

誰もが助け合う気持ちがあり、積極的に手を挙げています。

付き添いに多くは入れない人は、家でできることを多く引き受けたりするなど工夫しています。

「できることをできる人がする。それを代々受け継いでゆく。」ももやまの大切な伝統です。

 

④下の子、もまれる

お迎えでは1、2歳の弟妹たちがちょろちょろしています。

おにいちゃん、おねえちゃんたちのマスコット的存在。みんなから可愛がられています。

兄姉に付き合って外遊びも自然と多くなります。

 

⑤おまけ 運動会

ももやまの運動会では、子ども一人ひとりが発表する場があり、みんなで応援します。

本番で学年ごとの競技に取り組むには、練習の努力、粘り強さ、忍耐も必要です。

本番までの過程でものすごく大きく成長します。

そして晴れの舞台。参加者全員が注目する中で演技を行うのは並大抵のことではありません。

終えた後の子どもたちの自信に満ちた誇らしげな顔、思わず抱きしめたくなります。

くじら組(年長)ともなると、戸板越えは圧巻です!!

 

ももやまでの保護者の役割

①係

運営は、保育士と一緒に行っています。それぞれが以下のような係を担当します。

「会長」・・・みんなのまとめ役、会議の進行など

「会計」・・・予算立て、集金、管理など

「広報」・・・宣伝活動、チラシの作成や配布、ホームページの管理など

「学習」・・・講演会の企画・運営、のびのび(他の自主保育との連携)担当など

係で集まる中で、メンバーとすごく仲良くなります♪

メンバーの思わぬ特技を発見したり、新たなスキルを身に着けたり・・・楽しく運営しています。

 

②付き添い

保育士と一緒に保育に参加します。

子どもたちに危険がないよう注意しながら一緒に楽しく遊びます。

自分のお母さんお父さんが来てくれると我が子は大喜び♬

付き添いに入ると、我が子が集団の中でどんな遊びをどのようにしているのか垣間見ることができます。

子どもたちの様子や遊びも毎日違っていてまったく飽きません!

ぐんぐん成長してく姿を肌で感じることができ、涙が出そうになることもあります。

また自分の子をいろんなお母さんお父さんに見てもらえるのも、自主保育の醍醐味の一つではないでしょうか。

子育ての仕方・言葉のかけ方を知ることもでき、毎日の子育てがどんどん楽しくなります。

回数は、その年の人数や状況で変わりますが、週に1回あるかないか、くらいです。

 

 

ももやまQ&A

Q「少人数で大丈夫なの?」

A:少人数だからこそ、ももやまでは一人一人をしっかり見てくださいます。

保護者も自分の子だけでなくみんなの子を見ています。

大勢の大人に見守られることは、自分を認められていると実感できるということ。それは自分を信じる力につながります。

自分が好きで尊重できる、自分を信じられる子は、どの環境にも応じられる順応力も高まります。

また、仲間と長い時間を過ごすことで深く豊かなコミュニケーション能力が育まれます。

 

Q「外遊びばかりで大丈夫?小学校に入って座っていられるの?」

A:卒室生の母によると「ばっちり座っている」そうです。

ももやまの卒室生は集中力があると先生から褒められることもるそうですよ。

幼少期に自分の思うとおりにする、思う存分遊びつくすことは非常に重要です。

それができると自分を好きでいられる、自分を尊重できる子に育ちます。

逆にしっかり遊んでいないと、この時期の課題をクリアしたことになりません。

青春期・青年期・壮年期、年を重ねるごとに起こる課題を自分の力で乗り越えていくには、幼少期にすべきことをすることが本当に大切なのです。

 

Q「毎日お弁当は大変じゃない?」

A:わかります。私も入る前はそう思っていました。でも慣れるとそうでもないですよ。

詰まっていればオッケー♡♡弁当本みたいに気合を入れてくる人はいませんのでご安心を。

夕食のおかずをお弁当に入れたり、冷凍食品を利用する人もいます。

 

 

あとがき

幼稚園・保育園より自主保育が優れているというつもりはありません。

自主保育にも欠点はあるし、優れた保育をされている幼稚園・保育園もたくさんあります。

そんな中で自主保育のこと、ももやまのことを「いいな」と感じてくださればうれしく思います。

今は大変かもしれないけど、成長をしっかり見届けながら過ごす数年間、この子達の未来に必ず生きると確信しています。

保育士、補助で入ってくださる方、地域のみなさまの支えにより自主保育を行っています。この場をお借りして感謝の意を表します。

家族の理解もなければ続けられません。

いつも温かく見守って下さっているお父さま方にも感謝。

ママ仲間にも感謝・感謝・大感謝。ともに過ごすこの数年間は、振り返れば宝物のように感じることでしょう。

自主保育を大変ととらえるととはできます。

しかし、全く同じことを、楽しい・充実していると捉えることもできます。

どう思うかは個々人の自由、みなさん次第なのです。

子どもに豊かな幼少期を、とお考えなら一緒に楽しく子育てしてみませんか♪♪